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Haskell / Windows

Haskellは以前勉強しましたが、使うことがないこともあってまったく身に付きませんでした。関数型言語はF#を学習中ですが、いろいろと勉強しているとHaskellに関するサンプルや情報が多いことを感じ、すぐテストできる環境を用意しておいた方がいいと思い、セットアップしてみました。

http://neue.cc/2010/01/04_233.html

このサイトをみると、IDEにはLeksahがよさそうだ、ということでインストールしてみました。
Leksahの前に、Haskell Platformをインストールする必要があります。
HaskellコンパイラGHCのバージョンは、7.6.3ですが、leksah-0.12.0.3-ghc-7.4.1.exe(これが最新なので)を使いました。

Leksahを起動後、Package->Newから、Create Folderでフォルダを作りますが、これがイコールプロジェクト名となります。フォルダを作成してOpenすると、Package設定がでてくるので、Executablesを選択して、ExecutableNameをクリックしてSaveします。
Lekp

デフォルトで以下のような、”Hello World”を表示するだけのサンプルコードが生成されるので、これを
- Configures the package
- Builds the package
- Runs the package
と順に、ツールバーから実行します。するとLog Windowに”Hello World”が表示されます。
hcode

これでとりあえず動作確認をしておいて、目的のプログラムを動かしてみます。
ファイルコンバータ的なものをつくることが多くなりそうなので、大文字変換するものを試してみました。
Lek0s
あとエディタの面白い機能として、カスタム文字への変換があります。
Configuration->To Candyチェックボックスで、以下の表示切替をできます。

Lek1s

Lek2s

こういうのマニア心をくすぐりますね。ソースは、O’REILLYの”Real World Haskell”から引用しました。
欲を言えば、neueccさんのサイトにあるVisual Haskellのようなものが使えれば、とも期待もしたのですが(VisualStudioで他の言語とリンクできたりできるなどなど)、無理っほいのでここまでとなりました。